IR関連情報

東京証券取引所の再編により、さらに重要性が高まる翻訳会社の役割

 東京証券取引所の市場再編に伴い、私たち翻訳会社の役割も重要性を増し、これまで以上に多様で高い品質の翻訳サービスが求められるようになりました。市場再編によって企業のIR活動が活発化し、特に外国人投資家への対応が強化されたことにより、翻訳会社はさらに企業にとって重要な役割を担うようになったのです。

この情報は、翻訳の国際規格ISO17100の認証取得会社、株式会社インパートナーシップが発信しております。翻訳に関してのご相談はこちらまで https://in8107.com/contact/

 

1. 開示情報の英文化のサポート

 東京証券取引所の市場再編後、特にプライム市場の上場企業では、決算発表やプレスリリースなどの情報を日本語に加え英語で開示することが求められています。

a) 高品質な英訳の提供:
 財務諸表や経営計画など、企業が投資家向けに公開する重要な情報を、正確かつ分かりやすく英語に翻訳することが求められます。特に財務関連の専門用語や市場特有の表現を適切に翻訳することが重要です。

b) 迅速な翻訳対応:
 決算発表や重要なプレスリリースはタイムセンシティブな情報であるため、翻訳会社は短期間での高品質な翻訳を提供する必要があります。企業が日英両言語での開示を行うため、納期厳守とスピード対応が非常に重要です。

 

2. ESGレポートの翻訳

 ESG(環境・社会・ガバナンス)情報の開示が企業にとって重要な要素となり、特に国際的な投資家に対しては英語での情報提供が求められています。翻訳会社は、企業のESGレポートやCSR(企業の社会的責任)報告書を正確に翻訳し、企業のサステナビリティ戦略を明確に伝えるサポートをしています。

 ESG関連の内容は専門的な知識が必要であり、適切な用語の選択や、環境や社会的な問題に関する深い理解が求められます。翻訳会社は、こうした専門分野に特化した翻訳者の翻訳を提供し、投資家が理解しやすい形で翻訳を行っています。

 

3. コーポレートガバナンス報告の翻訳

 コーポレートガバナンスに関する情報の開示が厳格化されたことで、企業はガバナンス報告書や株主総会の議事録を外国人投資家向けに英語で提供する必要があります。これらのガバナンス関連の文書は企業の透明性を保つための重要な役割を果たしており、私たち翻訳会社は、こうした文書を正確に英訳することを求められています。

 コーポレートガバナンスに関連する文書には、法律的な表現や専門的な経営用語が多く含まれます。翻訳会社は、常に法律やガバナンスに関する情報をキャッチし、定訳をリサーチし、正確な翻訳を行うことができるよう日々務めています。

 

4. IR資料の翻訳

 投資家向けの資料(アニュアルレポート、決算説明資料、株主通信など)を英語に翻訳することは、翻訳会社にとって重要な業務となっています。再編後は特に国際的な視点での投資家対応が重要視されているため、翻訳会社は以下のような業務に対応しています。

a) 投資家向け資料の翻訳
 決算短信やそれに伴う説明会資料等IR担当者が投資家に対して行うプレゼンテーションやパワーポイントによる説明資料を英訳し、海外の投資家に企業の戦略や業績を効果的に伝えるサポートを行います。

b) 有価証券報告書、アニュアルレポート、統合報告書等の翻訳
 企業の1年の業績や活動をまとめた各種報告書を正確に翻訳し、企業の成長戦略や財務状況を外国人投資家に伝える役割を担っています。

 

5. コンプライアンス関連文書の翻訳

 企業が遵守するべきコンプライアンスや規制関連の文書も再編後、より重視されるようになりました。翻訳会社は、コンプライアンス報告やリスク管理に関する文書の翻訳を行い、海外の投資家や規制当局に対して企業の法的遵守状況を明確に伝える支援を行っています。

 

6. オンラインIRイベントのサポート

 市場再編後、企業はオンラインでの投資家説明会やIRイベントを増やす傾向にあります。これに対応して翻訳会社は、リアルタイムでの通訳や字幕サービスを提供し、国際的な投資家とのコミュニケーションを円滑に行えるようサポートしています。

a) 通訳サービス
 投資家とのオンラインミーティングやカンファレンスコールで、翻訳会社が通訳を提供することで、企業は海外の投資家と円滑に対話ができます。

b) 字幕や同時通訳の提供
 ウェビナーやIRカンファレンスにおいて、翻訳会社は英語字幕や同時通訳を提供し、外国人投資家にもわかりやすく企業のメッセージを伝える役割を果たしています。

 

7. 企業のグローバル展開をサポートする翻訳

 市場再編後、多くの企業はグローバル展開を加速させており、翻訳会社はそのサポートを行っています。企業の海外市場進出に伴い、製品カタログ、契約書、マーケティング資料など、さまざまなビジネス文書の翻訳が求められています。

a) 製品カタログやウェブサイトの翻訳
 海外市場に向けて企業の製品やサービスを紹介するために、ウェブサイトやカタログの多言語翻訳が必要となり、翻訳会社がその作業を担当しています。

b) 契約書や法的文書の翻訳
 グローバル展開に伴う海外の取引先との契約書や法的文書も、翻訳会社が対応し、正確な契約内容の伝達をサポートしています。

 

結論

 東京証券取引所の市場再編により、企業の国際化と情報開示の強化が進む中で、翻訳会社の役割はますます重要となっています。日英同時開示やESGレポートの翻訳、IR資料の翻訳、リアルタイムの通訳サービスなど、多岐にわたる分野で企業をサポートし、特に外国人投資家に対して正確で効果的な情報発信を支援する役割を果たしています。企業のグローバルな成長と透明性を確保するために、いまや翻訳会社は企業の不可欠なパートナーとなっているのです。

 *インパートナーシップは、これまで5000件以上の財務翻訳および多言語翻訳のプロジェクトの実績があります。様々な翻訳のご相談に対応できる精通した優秀なスタッフを取り揃えておりますので、お困りの際には、お気軽にインパートナーシップにご相談ください。https://in8107.com/contact/

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